社員の離職やモチベーション低下——その原因、見えていますか?
「社員がなかなか定着しない」「モチベーションが低くて部署内の雰囲気がよくない」
このようなお悩みを企業の経営者や人事ご担当者からよく伺います。
その原因は、組織や環境ではなく、“リーダー”とメンバーとの関係性や、リーダー自身の周囲に対する認識のズレや不足にあるかもしれません。
リーダー自身も気づいていない「見えないギャップ」
実は多くのリーダーが、自分の関わり方やコミュニケーションが部下にどう伝わっているか、どう見られているのかを十分に把握していません。
「頑張っているのに伝わらない」——そんなズレが、信頼の欠如やエンゲージメント低下につながっているかもしれないのです。
この“見えないギャップ”に気づくために、私が多くの現場でご提案しているのが
360度フィードバックです。正式なツール名は、CheckPoint360°™といいます。ここから先はCP360と書かせて頂きますね。
評価のためではなく、リーダーの“成長”のために
360度フィードバックというと、「評価される」「点数をつけられる」といったイメージを持つ方が多いようです。しかしCP360の活用目的は、そこではありません。
CP360は、リーダーの行動変容=成長のための“気づき”のためのツールです。
そして、リーダーが変われば、組織は変わります。
実際に導入した企業での変化:CP360の事例
ある中小規模の企業様では、社員の離職が続き、職場の雰囲気にも大きな課題がありました。
リーダーも自身の成長が必要だと判断し、幾度かのコーチングセッションと並行して、CP360の導入をリーダーの上司も含めて合意。私はその導入サポートを行い、フィードバックを寄せてもらう社員に対する説明会にも直接出向きました。
結果として——
- アセスメント結果を一読後、リーダー本人が特に「能力開発ガイド」を読み込み、言語化された強みや課題に深く納得
- リーダーは、自由記入のコメント欄に大きな心配を頂いていたものの、私からの寄り添った丁寧なフィードバックセッションにより、非常に“ハラオチ”され、静かに受けとめることができた。それで、行動計画を立てて、以降の明確な行動変容につながった
- 海外上司向けに英語レポートを提供したことで、1on1ミーティングに直結し、部門内での信頼形成が加速
リーダー本人も、周囲のメンバーにも大きな負担なく、自然な形での行動変容と職場の風土改善が進んでいきました。
「フィードバック」は怖くない。むしろ、味方に。
360度サーベイを導入する際、リーダー本人が最初に感じるのは「怖さ」や「不安」です。
でも実際には、客観的で温かみのあるフィードバックを受けたことで「自分を責める」のではなく、「未来に向けて動き出す」リーダーが増えています。リーダーが恐れずに導入する組織が成功に繋がっていくのです。
もし、あなたの組織でも…
- 離職が続いている
- リーダーと部下の間に距離が感じられる
- 組織風土を変えたいが、何から始めていいかわからない
そんなときこそ、360度サーベイの導入が有効な第一歩になります。
360度サーベイをもっと詳しくご紹介しています。
360度サーベイの導入にあたっては、丁寧な設計と導入支援、そしてフィードバックが重要です。
私、本木はこれまで、さまざまな組織の現場で、個人の行動変容と組織の変化をつなぐ支援を行ってきました。
「自社でもやってみたい」「まずは詳しい話を聞いてみたい」
そんなご興味があれば、こちらの特設ページもあわせてお読みいただき、気軽にご相談ください。5分ほどで、CheckPoint360°™のことをより深くご理解いただけます!
