昨年度に引き続き、神奈川県小田原市より2025年度「女性活躍推進アドバイザー」として委嘱されました。
小田原市では、女性がその能力を十分に発揮できる社会の実現を目指して、市内事業者向けに「女性活躍推進アドバイザー派遣事業」を行っています。私は2023年度、2024年度に続き、今年度もこの制度のアドバイザーとして、市内事業者の皆さまをご支援させていただくことになりました。
🔗 小田原市「女性活躍推進アドバイザー派遣事業」についてはこちら:
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/municipality/peace/human/danjyo/woman/adviser.html

現場に寄り添い、「本音」に向き合う女性活躍推進を
この事業は、小田原Lエール(おだわらえるえーる)(小田原市女性活躍推進優良企業認定制度)に由来する事業で、昨年度は、市内の企業や福祉法人さまなどに市の担当者と一緒に訪問して、経営者や人事ご担当者さまと直接対話を行い、
- 女性社員が管理職にチャレンジしない背景は何か
- 制度はあるのに定着しない理由は何か
- 無意識のバイアスがどう働いているのか
といった「現場のリアルな課題」に向き合いました。
対話のなかで見えてきたのは、制度の整備だけでは女性活躍は進まないという現実です。
大切なのは、組織の文化や風土に根ざした変化と、経営層・現場双方の意識のアップデート。
そこに、外部アドバイザーとして伴走し、具体的なアクションに落とし込むサポートをしてまいりました。
今年度も、変化を目指す組織に寄り添いながら、実効性ある女性活躍推進の支援を行ってまいります。

貴社でも「女性活躍推進」「ダイバーシティ研修」をご検討中ですか?
小田原市内に限らず、近年はさまざまな企業・自治体より、
- 女性リーダーの育成支援
- ダイバーシティ&インクルージョンに関する研修・ワークショップ
- 管理職・人事向けのジェンダー課題の啓発セッション
- 無意識バイアスに気づく対話型研修
- 女性社員のキャリア自律支援
などについて、実践に即した支援のご相談を多くいただいています。
私は、企業人事の現場経験を持ち、現在は組織開発・人材育成のコンサルタントとして、貴社の課題に合わせた「オーダーメイド型」のサポートを提供しています。
全国の企業・団体の皆さまへ(オンライン対応も可)
「制度はあるけど、使われない」
「本音では管理職を望まない社員が多い」
「ジェンダー平等と言われても、どう向き合えばいいのかわからない」
こうしたお悩みに対し、単なる理論や方針だけではなく、「現場に即した“対話”と“実行支援”」で応えます。関東圏外へやオンライン対応も可能です。お気軽にご相談ください。
【まとめ】
女性活躍推進は、すべての社員が自分らしく働き、組織全体のパフォーマンスを高めるための大切な基盤です。本気で「変わりたい」と思っている企業・団体の皆さまにこそ、外部の専門家として伴走したいと願っています。引き続き、地域や企業の皆さまとともに、未来をつくる支援を続けてまいります。
ODCatalystの女性リーダーの育成支援については、こちらのページでも深堀りしております。あわせてお読みください。