コーチ資格「ACC」の更新を終えて
このたび、国際コーチング連盟(ICF)のコーチング資格 ACC(Associate Certified Coach)の初回更新を無事に終えました。
もともと私は2018年まで外資系企業の人事責任者として、日々組織のリーダーやマネジャーたちを支援していました。そのため、自然と「コーチング的な関わり」を求められる立場にありましたし、資格取得以前から、マネジメントや面談・育成の現場で、コーチングは私の仕事に欠かせない実践でした。
それがコーチングをあらためて学び、3年前に資格を得たことで、それまで積み重ねてきた経験に「理論と体系的なスキル」が加わり、より一層深く、確かな形でクライアントに寄り添えるようになったと実感しています。更新のプロセスでお世話になったメンターコーチや講座でご一緒頂いた皆様、更新の際にはお世話になりましてありがとうございました。

問い続けたのは「本当に役に立てているか」
ACC資格取得後の3年間、リーダー・管理職・経営者・起業家など、多様な立場の方にコーチングを提供してきました。そして、ありがたいことに、こうしたお声をたくさんいただきました。
- 「上司にも相談できなかったが、冷静に整理してもらえて前進できた」
- 「現場感のある問いかけが、自分の視野を広げてくれた」
- 「人事目線でキャリアと組織の両方を見てくれる安心感があった」
ですが、私自身がいつも自分に問いかけてきたのは、「このコーチングは本当にクライアントの役に立っているのか」という問いです。
資格更新のために、実践の振り返り、学びの継続、他のコーチとの対話などを重ねてきました。
その中で、コーチの私自身もまた、変化と成長を止めないことの大切さを再認識しました。
コーチングの成功の鍵は「本人の課題意識」
特に企業で働く方へのコーチングでは、「本人が何を課題だと捉えているか」の認識が、コーチングの成果を大きく左右するのでは、と感じています。コーチングの依頼や相談を頂く人事責任者の方とも、よくそんな会話を交わしています。
どんなに優れた問いを投げかけても、本人にテーマ意識がなければ深まりません。
だから私は、特にリーダーやマネジャー層のクライアントに対しては、
「360度フィードバック」を活用することを強くおすすめしています。具体的には、CheckPoint360°™というツールです。

周囲からの率直なフィードバックは、本人にとって思いもよらない“気づき”となり、コーチングの入口として非常に効果的です。コーチングのゴール設定が、より明確になりますし、本人の成長意欲も高まります。
こうした仕組みを活かしながら、一人ひとりに合った成長プロセスを丁寧に設計していく。
それが、私のコーチングの大きな特徴のひとつです。
(※CheckPoint360°™を活用したコーチングにご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。)
人事×コーチング──だからできる支援がある
人事の現場で培った「組織を見る視点」と、コーチとしての「個に向き合う力」。
この両方をあわせ持つからこそ、私が提供できる支援にはリアリティがあります。
- 組織の中で揺れる個人
- リーダーとしての自信と不安の両立
- キャリアとプライベートの両立に悩む中間管理職
- 自分らしいマネジメントを模索する新任リーダー
そんな方々にこそ、私のような「両輪を知る支援者」が必要だと感じています。
そして私自身、これからもそうした役割を大切に担っていきたいと思っています。
ACC資格の更新は、単なる“資格の維持”ではありません。
これまで支援してきたクライアントとの歩みと、私自身の成長の証ととらえています。
企業の人材開発ご担当者さま、経営者の方、
あるいは、自分の可能性を広げたいと願うリーダーや起業家の皆さま。
信頼できる外部支援者をお探しでしたら、まずはお気軽にご相談ください。
初回のオンライン相談(無料)も承っております。
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