企業が本気で業績向上や生産性向上を目指すなら、リーダーシップ開発は最優先課題です。
しかし、多くの企業が「能力開発」に注力する一方で、見落としがちな視点がないでしょうか。
それは、リーダーの能力が、実際にどのような行動として発揮され、周囲にどのような影響を与えているかという点です。
「行動と周囲への影響」に着目したリーダー育成が今、とても求められていると実感しています。
なぜリーダーシップ開発に「360度フィードバック」が必要なのか

例えば、多くのリーダーは次のように行動しているでしょう。
- 部下の成長を願い
- 丁寧に説明し
- 公平に接している(と考えている)
しかし、部下やメンバーなど周囲からは、例えば「話をちゃんと聞いてくれない」「言い方が高圧的に感じる」など、受け止め方が異なっていた場合、そのギャップは組織に深刻な影響を及ぼします。
例えば、最悪の場合、
- エンゲージメントの低下や
- 心理的安全性が欠如したり
- メンタルヘルス不調が見られたり
- 優秀な人材が離職してしまう
これらはすべて、リーダーの“無自覚な行動”から生まれる可能性があります。
だからこそ、複数視点から行動を可視化する360度フィードバックが不可欠なのです。
周囲からどう見られているか、リーダーとしてふさわしい行動が発揮できているか、確認することはリーダー本人にとっても組織にとってもとても重要なのです。
ジョハリの窓から考える「見えていないリーダー像」

コミュニケーションのフレームワークとして知られる ジョハリの窓 では、自己理解は4つの領域に分類されます。
その中でも重も課題となるのが、
「他人には見えているが、自分では気づいていない領域(盲点)」です。(上図の右上に該当します)
もしその盲点が、リーダー本人が気づかないうちに
- 周囲にネガティブな影響を与えている
- チームの信頼を損なっている
- 生産性を実は静かに下げている
としたら、それは大きな経営課題といえるのではないでしょうか。
「もっと早く気づきたかった」── 私の小さな体験から
私自身の小さな体験です。
若い頃、とある朝に背中にボタンのあるワンピースを着て出勤しました。駅に着いたとき、見知らぬ女性から「背中のボタンがはめられてないわよ」と声をかけられました。なんと、ボタンが一部しかはめられてないために後ろがあいたまま10分ほど駅まで歩いていたのです。気づくこともなく、、、
自分では見えていないことでも、周囲には見えている。
その瞬間、恥ずかしさ以上に「もっと早く誰かに指摘してもらいたかった」と強く思ったのでした。もっと早く気づきたかった、、、
「他人には見えているが、自分では気づいていない領域」いわゆる“盲点”。組織のリーダー自身にも、気づきの機会があるとよいことがあるのでは、と思うのです。
もしこの盲点が組織内で放置されると、
- チームの信頼関係が崩れる
- パフォーマンスが静かに低下する
- 組織文化が悪化する
といった形で、経営課題へと発展します。
リーダーの盲点は、個人の問題ではなく組織開発上のリスク要因そのものなのです。
そして気づきの遅れが組織にとっては、業績の損失にもつながります。
CheckPoint360°™(CP360)を活用した実践的リーダーシップ開発

効果的な管理職育成・リーダーシップ開発を行うためには、感覚的な評価では不十分です。
CheckPoint360°™(CP360)は、
- 上司
- 本人
- 部下
- 同僚や取引先など(他のステークホルダー)
といった複数視点からの定量データを統合し、リーダーの行動特性を可視化する360度フィードバックツールです。
導入により、
- 客観データに基づく育成方針の策定
- 行動変容の優先順位の明確化
- 研修やコーチングとの連動
- エンゲージメント向上施策との統合
などが可能になります。
CP360を活用して頂くと、リーダー本人向けには結果とともに、個人能力開発ガイドが提供されます。
またリーダーの上司にも結果の共有に加えて、そのリーダーのコーチング&マネジメントで考慮すべきことなど豊富な情報が提供されます。単なる診断ではなく、組織成果につながる行動変容設計まで行うことが重要なため、こういう情報は大変有益なものです。
私はこれまで、管理職研修、個別コーチング、組織開発支援を通じて、データを「変化」に変えるプロセス設計を行ってきました。
リーダーにこそ、構造化されたフィードバックが必要な理由
理想は、上長からの適切なフィードバックにより、リーダーが行動変容し、成長することです。
しかし現実には、
- 忖度
- 遠慮
- 主観的評価への不信
- 感情的対立への懸念
といった要因により、率直で客観的なフィードバックは難しいのが実情です。
ここがCP360をぜひご活用頂きたい理由です。
リーダーシップ開発を成果につなげるために

もし貴社が、
- 本質的な管理職育成を実現したい
- 360度フィードバックを戦略的に活用したい
- エンゲージメント向上を図りたい
- 次世代リーダー育成を加速させたい
とお考えであれば、まずはリーダーの行動を可視化するところから始めてみませんか。
本サイトでは、CheckPoint360°™(CP360)を活用したリーダーシップ開発・組織開発の事例や具体的アプローチをご紹介しています。
ご関心のある方は、ぜひお問い合わせください。





