転職活動での一つの問いが、すべての始まりだった
今回は、私の転職活動中の面接でのやりとりを通して、DiSC®がどのような価値を持つのかをお伝えします。(この記事は、前回のブログ「なぜ私はDiSC®に衝撃を受けたのか・・・・」の続編です。先に、以下をぜひお読みください。)

2007年に入ってまもない時期に、転職活動に入った私は面接で、こんな質問を受けました。
「あなたは、自分のことをどのように理解していますか?」
自己認識を問うこの質問に対して、私はとっさにDiSC®の結果を使って自分を説明しました。面接官はアメリカ人の人事ディレクター。DiSC®を知っている可能性が高いのでは、とふと考えたためです。
DiSC®という共通言語が、対話の質を一瞬で変えた
結果は想像以上でした。
面接官自身も私と同様にiが高めだ、とのこともあってか、会話は一気に深まりました。DiSC®が共通言語となり、私の強みや課題の傾向まで、短時間での相互理解の一助になったのです。
つまり、通常であれば時間をかけて伝えたり質問する必要がある「理解」が、効率的に進んだ感がありました。
なぜDiSC®はコミュニケーションを加速させるのか
DiSC®は、
- 行動特性を共通のフレームで捉えることができる
- 相手との違いを前提にした対話が可能になる
- 強みや課題を“言語化”できる
など、対話の質とスピードが大きく向上します。

「良いマネジメントには必須」—面接官の一言が確信に変わった瞬間
さらに面接官だった彼女は、こう言いました。
「当社ではすべてのリーダーシップ研修にDiSC®を活用しています。マネジャーは自分と部下のスタイルを理解していることが前提です。それができなければ、良いマネジメントはできないし、良いリーダーとはいえません。」
この言葉は、私の中で確信に変わりました。
DiSC®は“知識”ではなく、組織を機能させる共通言語になるのだと。

DiSC®の実務活用|11年間の人事経験で得た確信
他にいくつもの面接を経て、結果として私は人事責任者として採用され、入社前の期間にHRD株式会社によるDiSCの認定セミナーを受講できたため、入社時には認定資格を取得しました。
その後約11年間、組織の中でDiSC®を活用し続けることになります。
入社後は、海外から来日したコンサルタントのPaulとともに、マネジャー向けワークショップの運営に幾度も関わりました。
その中で実感したのは、次のような効果です。
- コミュニケーションの質が向上する
- 上司・部下の関係構築がスムーズになる
- チーム内の意思決定の促進に役立つ
- 相互理解によるストレスが軽減される
DiSC®は「自己理解」だけではなく「組織開発のツール」
多くの人がDiSC®を自己理解のツールとして捉えています。
しかし実務での価値はそれだけではありません。
DiSC®は、
組織の生産性と関係性を同時に高めるための実践的なフレームワークです。

キャリアの転機が、現在の専門性につながっている
キャリアカウンセリングの学びの中で偶然出会ったDiSC®が、転職活動をきっかけに本格的な学びへとつながりました。
そして、その後の人事としての実務経験を通じて、単なる知識ではなく「使えるスキル」として蓄積されてきました。
現在は、この経験をもとに、企業向けの研修やコーチングを提供しています。
DiSC®を組織で活かしたい方へ
DiSC®は、組織において
「共通言語として使い続ける設計」
が重要です。マネジャーや部下にアセスメントを受けてもらい、ワークショップをやったらそれで終り、という使い方では不十分です。
- マネジャーの育成に活かしたい
- チームのコミュニケーションを改善したい
- 360度フィードバックと連動させたい
組織づくりのために、このような課題をお持ちの方は、ぜひ一度お話いたしましょう。お気軽にどうぞご連絡ください。

DiSC®、Everything DiSC®、Catalyst™は、John Wiley & Sonsが著作権を所有し、
HRD株式会社が日本語版の開発および総販売代理権を有しています。


